この土地で育つ榊と
静かに向き合う。

昔から変わらず、榊は人の暮らしと祈りのそばにありました。
私たちは、この土地で、無理のないかたちで榊と向き合い続けています。

私たちが育てている榊のこと

私たちが育てているのは「姫榊(ヒサカキ)」と呼ばれる榊です。昔から神棚や神事に使われ、日本の暮らしや祈りの場に寄り添ってきた植物です。
土地の環境や季節の変化と向き合いながら、無理のないかたちで、自然に寄り添いながら育てています。特別な品質を目指しているわけではありませんが、日々の手入れや土づくりを重ね、一枝一枝を丁寧に扱い、この土地でできる榊づくりを静かに続けています。

姫榊

姫榊(ヒサカキ)は、葉の縁に小さなギザギザ(鋸歯)があるのが特徴の榊です。
昔から神棚や神事で使われてきた植物で、環境への適応力が高く、各地で栽培されています。
私たちも、この姫榊を中心に少しずつ栽培を続けています。
暮らしや祈りの場に静かに寄り添う存在として、これからも大切にしていきたい榊です。

祈りの場にそっと寄り添う榊

榊は昔から、日本の暮らしや祈りの場に静かに寄り添ってきた植物です。それぞれの土地で、それぞれの育ち方があり、どの榊も人々の想いや祈りを受け止める大切な存在です。

昔から変わらない、榊のある風景

神棚や神事、葬祭の場で使われてきた榊。
それは日本人の暮らしや心のそばに、当たり前のようにあった存在です。
大切なのは「どこで育ったか」だけでなく、
「どんな気持ちで使われるか」。
その土地その土地で育まれてきた榊には、
それぞれの祈りの風景があります。

この土地で、できることを丁寧に

私たちの榊づくりは、決して特別なものではありません。
土づくりや手入れを重ねながら、自然と向き合い、
できる範囲の中で無理のない栽培を続けています。
私たちの仕事は、自分たちだけで完結できるものではありません。関わってくださる人たちの協力がなければ、日々の営みは成り立ちません。一枝一枝を大切に扱うこと、そして関わってくださる一人ひとりへの感謝の気持ちを忘れずに、
これからも静かに榊と歩んでいきます。

榊と対話するように

榊栽培は非常に難しく、日々奮闘しています。昨今の気候変動で、昨年と状況が変わっている事も多々あり、柔軟な対応をしていかなくてはいけない時も答えが分からず悩みはつきません。
毎朝、葉の色を見て、水の加減を考え、土の様子に耳を澄ませる。榊と対話するように進む作業の一つひとつに、想いを込めています。すぐに答えが出るわけではありません。
昨日と同じように見える日でも、わずかな変化に気づき、
その日の環境に合わせて、できることを少しずつ積み重ねていく。
私たちの榊づくりは、特別な技術や大きな工場でできるものではなく、この場所で、この土地の環境と共に歩む営みの延長にあります。
「育てる」というより、「共に生きる」という感覚。
自然と向き合い、正直に、誠実に。
これからも、そんな気持ちを大切に榊と向き合っていきたいと考えています。

ご相談やご質問から、
どうぞお気軽に。

私たちの榊づくりにご関心をお持ちいただき、ありがとうございます。少量生産・自然環境と向き合う営みの中で、できる範囲で対応しております。
ご相談・ご質問・ご注文のご希望などございましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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